いつか正夢 君と会えたら

うなー


ぼーっとする。


正月ボケ以外のなにものでもない。


あー…リアルに正月ツッコミ欲しいわぁー。



正月つっこみー!



と、どつかれたいだけなんだがね。


ところで、皆さんは初夢もう観ましたか?


私は今日観ました。


長い、長い夢でした…


あえて内容は詳しく語りませんが。


まぁ、粗筋だけでも。





PM11:20

就寝。





気づくとなんかウエスタンなイメージの通りで。


木のリヤカーみたいのに乗せられている。


ゴロゴロガタゴト。


30分くらいそのままで。


いきなりドシャと土に放り出された。


誰かの家の玄関の前。


なぜか無性に懐かしい。


気づくと家の中にいた。


簡素な部屋。


テーブルの上には蝋燭が一本、ゆらゆらと燃えている。


そのテーブルを囲む3人の男女。


1人は痩せ細った女性。


見覚えは無い。


2人目はガタイのいい中年男性。


そう言えばなんとなく、1人目の女性がハガレンのイズミさん(?)に見えてきた。


そして男性はその夫。


もう1人は息子。


その息子には顔が無く、髪は腰まで伸びきっている。


見た目は女の子。


でも、男の子。


其の3人は一様に生肉を磨り潰している。


石の器に銀のスプーン。


ぐりぐり、ぐりぐり。


テーブルの上には皿と肉とスプーンがもう1セット。


その席は空いていた。


感覚的に座る。


絶叫。


と、同時に生肉を貪る。


3人には目玉がなかった。


もっとも、一人には顔すら無いが…


目を閉じる。


周りが白み始めた。


目を開けると、そこは別世界。


室内プールと菜園と家電用品店の中間点のような場所に居た。


其処に居る人物には大抵見覚えがある。


小学校の同級生だ。


皆、水着で温水に浸かっている。


一番仲の良かった幼馴染と合流。


一緒に行動。


なぜかビッグカメラに居る。


珍妙な機械類に見入っていると、一人の少女が現れた。


あの頃片想いしていた同級生だ。


歳はとっていないようにも、同い年のようにも見える。


徐に手を差し出す彼女。


きまりきった事のように、自然と手をつないだ。


幼馴染はイヤらしい笑いを見せて、闇に消えていく。


それは彼の気遣いのようにも、嫉妬のようにも思えた。


しかし、そんな事はどうでもいい。


彼女が歩き出す。


それに引かれるように、でも自分の意思でどこかへ向かっていた。


歩く、歩く。


歩くたびに足元は野薔薇で埋め尽くされていった。


足に棘が刺さる。


足から流れる鮮やかな血は、薔薇と同じ若々しいピンク色だ。


彼女は足元をみて、私に微笑みかける。


痛みに絡みつくように快楽も訪れていた。


ついつい微笑み返す。


手をつないだまま光のほうへ。


光の扉に手をかける。


彼女は微笑んでいる。


私はドアを開け放った。







………AM11:30


…12時間も寝てしまった。


清清しい。








的な目覚めでした。


丸半日寝てしまったのです…


こんなにぐっすり寝たのは初めて。


ってくらい清清しかったよ。


今年は良い事がありそうです。


前半を除けば…

















あ、今になって気づいた。


コレ粗筋じゃねぇ!