「夢を見る拙さか」 麗しき寝顔に問う

ふへー、夏休みだ。


ケーナが愉しくって宿題に全く手が着かない。


学校の音楽の授業もリコーダーでなくケーナだったら好かったのにな。


それなら真面目に練習もしたろうに。


近頃はケーナモンテスキューのみに生きてます。


モンテスキューもかなり大きくなりまして。


胴が伸びた。


初め家に来た時には掌に乗る位に小さかったのに。


そこはかと無く哲学者的な顔付になったかも。


この前など自分のノートを横からひょいと覗き込んできまして。


「きゃ、流石モンテスキュー!」


などと思わせるのも束の間にノートの端をかじり始めました。


哲学者にも子供時代があったのかしら。


うん、あったのだろう。


まぁ詰まる所、まだまだ猫の可愛うて仕様の無いのです。